援助交際を始めようと決心するきっかけは、人それぞれだと思います。
男性の場合であれば、単純に欲求不満を解消したいと言う願望があるはずですよね。
そうして女性の場合は、自分がお金を受け取る立場であるということで、ちょっとストレス解消のついでにお小遣い稼ぎをしてやろう、と考える女性が少なくないでしょう。
援助交際を行う際、値段を設定する権利を持つのは、基本的に女性の側です。
男性の側もある程度の出費を覚悟しているはずなので、少々お高い値段を付けたところで問題はないでしょう。
自分の容姿やスタイルに自信がある女性ならなおさら、挑発的な値段で様子を見るのも一考です。
それで相手が現れるなら、ご自由に。
ただ、男性と女性との間で考えることに違いはあれど、いきなり援助交際のゴールまでたどり着くのはハードルが高すぎる、と考えている人も多いようです。
援助交際を行う際のゴールというのはすなわち、セックスに他なりません。
一般的な女性の感覚からいって、いくら大金を用意されたって、自分が本当に心から好きになれる人が相手でなければ、セックスなどもってのほか、という価値観が当たり前でしょう。
そうすると、いったいどれくらいの値段を付けたうえで援助交際の交渉をすればよいのか、見当もつきません。
本音を言うと前記のとおり、けれどもその主張を通そうとすると、最適な相手が現れず、お小遣い稼ぎの目的が達成できないということで、男女どちらの立場からも納得できる妥協点を見出す必要があります。
特にお互いが若くて、十分な経済力を持たない場合、しょせんはひとときばかりの快楽を得る行為に過ぎない援助交際のために、何十万、何百万、あるいはそれ以上の出費を想定することはばかげています。
長い人生のなか、もっと他に見据えるべき大事な目標があるはずです。
援助交際などと言うものに手を出すなとは言いません。
お互いが同意の上であるなら、いつどこで誰が誰と一緒にどんなことをしようが、それは個人の自由であるからです。
援助交際はやってみたいけど、いきなりむちゃくちゃな出費は無理といういことで、一つ提案できるのが「プチ援助交際」です。
読んで字のごとく、援助交際のミニチュア版ともいうべきお付き合いの形なのですが、間の良い人であればこれがどのようなお付き合いの形なのか、おおよそのところ想像できますよね。
つまるところ、エッチやキスなどといったきわどい行為を一切ぬきにした、ある意味で平穏な援助交際です。
デートで映画館に行くぐらいだったらいいよとか、あるいは、手をつないで歩くぐらいなら別にいいよとか、個人によって「ここまでは許せる」と言うボーダーラインが異なると思います。
そのボーダーラインに従って、男女がお互いに納得できる条件を詰めていけばいいのです。
援助交際をするからといって、必ずしもキスを強要されなければならないとか、ましてやエッチしないといけないということは考えられません。
援助交際としてのお付き合いは、ある意味でセフレとのお付き合いに近いものがあるので、恋人同士が仲睦ましくする場合とは形式が異なるのは当たり前です。
しかしだからといって、お互いの気持ちを木っ端みじんに踏みにじるようなことが許されるわけありません。
じっくりと話し合うということは、男女のお付き合いにおいて非常に重要です。
くどいようですが、お互いが納得できるお付き合いの形を見つけてください。