出会い系サイトを利用して出会いを求める人たちはみな、お互いの素性に付いて何も知らないわけです。
お互いの顔が見えず、声すらも聞こえないような環境で出会いを求めるわけですから、分からないことだらけだというのは当然の話です。
何とか自分を少しでも知ってもらうための努力をすべきだということで、今ではほとんどの出会い系サイトで設置されている機能が、プロフィールの公開機能です。
これがいわば、不特定多数の出会い系サイト利用者に対して、自分という存在を少しでも知ってもらうための手掛かりになります。
プロフィールの作成が面倒だからといって、ほとんどの項目を空白で片づけたり、あるいは、何か書いたとしても人の気を引くようなことではなかったり……プロフィールというものを甘く見ている人がいますが、それは少しもったいないですよ。
何を書いてもいい、嘘を書いてもいいというわけではありませんが、せっかく「自分を知ってもらう」ためのチャンスが平等に用意されているわけですから、そのチャンスを上手く利用するように心がけてみましょう。
嘘を書くのはよくないと書きましたが、これがはっきり言ってしまえば一番のNGなので、絶対にやめましょう。
特に、男性の利用者に関しては自分の社会的地位について(つまり収入や職業など)に付いて偽る人が多く、女性のサイト利用者の場合は、自分の容姿に付いて偽ったプロフィールを掲載する人が多いですね。
ばれた時が悲惨なことになってしまうことは、想像に難くありません。
誰しもの気を一時に引けるような、何かしら特別な人間が、全くいないとは言いません。
けれども、たいていの人間はある程度平凡なものですから、無理をしてまで自分を飾り立てる必要などないのです。
逆に、自分のプロフィールをよく見せようとしすぎることで、多くの人から反感などを買ってしまう恐れの方が高いですから、気をつけましょう。
結局のところ、他の利用者から好感を持たれそうなプロフィールとは、どのようなものか。
ずばり、正直なプロフィールです。
この人は、自分と同じようなことを考えている人だ、という共感を呼び起こすことができると、そこから、見知らぬ人たち同士の交流が始まっていきます。
加えて、自分が出会い系サイトを利用している目的くらい、正確に書いておくと、出会ってからのミスマッチを防ぐことができます。